靴ひもの結び方

歩く途中で靴ひもがほどけるとき|結び目と通し方を分けて見直す

公開・資料確認:2026年10月22日

Converse All Starの靴ひもを左右交差で通した実物写真
左右交差で通した靴ひもの例。写真は調整前後の比較や当サイトの実測ではありません。写真:Marcos André/Wikimedia Commons、CC BY 2.0。元画像を縮小・切り抜きせず使用。

歩く途中で結び目がほどけるときは、まず「結び目が緩む」のか「靴全体のフィットが緩む」のかを分けます。前者なら輪の長さや結び方、後者なら靴ひもを穴へ通す順番と締める位置を確認します。写真は交差通しの実物例で、結び方の効果を当サイトが実験した写真ではありません。

先に左右の長さと結び目を見る

  1. 靴を履いて足をかかと側へ収め、つま先側から甲へひもの張りを整える。
  2. 足首側まで通した左右の端が極端に違わないか確認する。
  3. いつもの蝶結びを作り、2つの輪と余った端が地面に触れるほど長くないか見る。
  4. 少し歩き、結び目だけが緩むのか、甲やかかとの保持が変わるのか確かめる。

結び目だけを強く締めても、甲の部分が緩んだままだとフィットの問題は残ります。逆に、足がきついのにほどけにくくしたいからと全体を締め増す方法も避けたいところです。靴ひもの長さが靴の穴数に合っていない場合は、余りを隠すだけでなく適合する長さを検討します。

結び目だけ緩むなら、蝶結びの手順を変える

ナイキの公開案内は、普通の蝶結びに加え、輪への巻き付けを1回から2回に増やす方法と、完成した2つの輪をさらに交差させて結ぶ方法を紹介しています。どちらも靴ひもの端が足首の周りを締める方式ではなく、最後の結び目を変える方法です。

結び方普通の蝶結びから変える点確認すること
普通の蝶結び片方の輪にもう片方のひもを1回巻いて輪を通す左右の輪と端の長さ
二重巻き輪への巻き付けを2回にする輪がねじれず、必要なときにほどけるか
二重結び普通の蝶結びを作り、2つの輪をもう一度交差させて結ぶ歩行中の余りと、脱ぐときの解きやすさ

ナイキは滑りやすい合成素材やコーティング素材の靴ひもに二重結びを紹介しています。絶対にほどけないという保証ではありません。結び直す時間や脱ぎ履きも考え、必要以上に固く結び切らないようにします。

甲全体が緩むなら、穴への通し方を見直す

蝶結びは最後の結び目、オーバーラップやアンダーラップは穴への通し方です。ムーンスターとコンバースは、上から下へ通すオーバーラップを締めやすく緩みにくい方法として案内しています。一方、別の通し方のほうが甲の圧迫を抑えられる場合もあります。靴の形と足への当たり方を優先し、同じ結び目だけですべて解決しようとしません。

かかとが浮くときは上部の補助穴の有無も含め、靴ひも調整の記事で通し方を確認できます。サイズや靴型が合わず痛みが続く場合は、結び目を工夫する前に試し履きとサイズ選びへ戻ります。

出かける前に一度歩いて確かめる

出発時に結び目を整えても、歩き方・靴ひもの素材・足にかかる力はそれぞれ異なります。短い距離で輪が引きずらないか、結び直しが必要か、甲や指先に無理な圧迫がないか確認します。ほどけやすさを解消するために新しい商品を買う前に、今の靴ひもの通し方と長さを見直せます。

一次情報・写真の利用条件

2026年10月22日にナイキ、ムーンスター、コンバースの公開案内を確認しました。結び方の効果・歩行時間を当サイトで比較実験した記事ではありません。写真はCC BY 2.0の実物写真で、作者・ライセンスを画像の直下に明記しました。